手稲山の石≪紫石英?水晶?≫

手稲山乙女の滝方面に向かい、ふきのとうを見ながら石を見ていました。何気なく拾った石英を良く見ると紫色でした。残念ながら「紫水晶」ではありませんでしたが、まさか手稲山で紫色の石に会えると思いませんでした。

水晶と石英について本を読んでみますと・・・・

二酸化ケイ素(SIO2)からなる鉱物の石英が、肉眼的に見えるサイズの結晶になったものを「水晶」と呼んでいるのですが、紫になるのは水晶だけでなくかたまりの石英である場合もあるため、そのようなときは「紫石英」などといわれることもあるようです。
石英や水晶が紫色になるのは、二酸化ケイ素に含まれるケイ素のごく一部が鉄イオンに置き換わっているからだと言われています。石英に不純物として鉄が含まれると紫色になるようです。無色の鉱物に色がつくときは、微量な不純物によることが多いようです。
紫以外にも黒やピンクになるものもあるようです。
黒はアルミニウムによるもので、色が薄いと煙水晶、濃いと黒水晶と呼ばれます。
ピンクについては紅水晶と呼ばれていますが、発色の原因は未だ分かっていないようです。

手稲山の林道で紫の石に会えるなんて!!

とても興奮した石ガールでした。